このように、骨盤のズレというのは前にも述べたように仙腸関節の変位が多いことが見受けられます、特に当院をはじめ、オステオパシー・カイロプラクティック・整体の治療院ではこのパターンの症例が8割以上あります。
それではなぜこのような仙腸関節の変位及び骨盤のズレを持つ患者さんが訪れてくる確率が高いのでしょうか。
その理由としては次のことが挙げられます。通常、腰が痛いという方は、整形外科でレントゲン技薬・湿布などの治療を受け、場合によっては足に重りをつけたけん引を受けることもあります。
そのような治療を受けても、何らかの症状の改善・進展が見られないなど、整骨院・接骨院に行きます。
従来、整骨院・接骨院は、柔道整復師の先生方が骨折・脱臼・捻挫を専門としていますが、仙腸関節の矯正はやりません。
そして、その後患者さんはマッサージ指圧院などに行き、それでも症状の改善が見られない場合、当院のようなカイロプラクティック・オステオパシー整体の治療院に来るというのが通常の流れではないでしょうか。
ここでポイントになり骨盤のズレを作る仙腸関節は、先ほどの図の通り腸骨と仙骨が重なり合っている為、レントゲンを撮っても関節面の異常は分かりにくく、なお、ズレといっても1〜2ミリ程度の為、それがよりいっそう仙腸関節の以上に目が向けられない原因の1つとなっています。
その結果、整形外科(投薬・電気療法)整骨院(低周波・徒手によるマッサージ)指圧院(指圧)、そして最後にカイロプラクティック・オステオパシーでの治療院ということになり、
仙腸関節異常・骨盤のゆがみの方が8割以上来院ということになるわけです。
ここで、当院としては、腰痛の原因すべてが骨盤のゆがみ、ひいては仙腸関節の変位であると申し上げる気持ちは毛頭ありません。
ただ、このコラムをお読みになった方で、腰痛の治療を受けているにもかかわらず、症状の改善・進展の見られない方の参考になればと思い、情報公開している次第です。
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